米田 もい【令和元年度入学】
みなさんはじめまして。平成31(令和1)年度入学の米田もいです。今回、この様な重要な役目をいただき、自分自身に務まるのか不安ですが、少しでも教英の「リアル」をお届けできるように頑張りたいと思います。
歴代の先輩方が、行事や留学についてとても詳しく、丁寧に書かれていたので、私からは、教英で私がよく感じた「感情」についてお話し出来たらと思います。
1つ目に、「嫉妬」です。4年間嫉妬を感じなかった日はないくらい、この感情は教英でよく感じていました。私はAO入試で教英に入学して、入学前からスピーキングは誰にも負けないくらいの気持ちでした。しかし現実はそう甘くなかったです。一緒に入学してきた人は、スピーキングが出来るのはもちろん、文法もできたり、スピーキングは苦手だと感じていても、文法の知識がすごかったり、英語だけでなく色々な勉強をしてきた人でした。そんな人たち受ける授業は、時に自分自身の自信をなくし、劣等感を感じることも多かったです。特に、授業中話し合う場面では、自分の知識量が少なく、まともに話し合いに参加できないこともありました。そんな時、何度も同級生が羨ましいと思ったり、嫉妬したりして、自己嫌悪を抱いていました。
2つ目に、「尊敬」です。嫉妬することも多かったですが、改めて考えると、嫉妬するくらい素晴らしい人たちの中で学ぶことが出来ていたのだと、卒業を目前にして思います。同級生はもちろん、教英行事や授業で関わる先輩方や後輩、先生方が賢いだけでなく、1人1人それぞれの魅力があったからこそ、嫉妬したことも多かったし、尊敬する部分もとても多かったと思います。小さな悩みも真摯に受け止めて、一緒に悩んで下さった先輩方、コロナ禍で大変だったのにも関わらず、一緒に行事を作り上げてくれた後輩、どの様な疑問にも親身になって答えてくださった先生方、そして、いろいろな道に進む同級生、みなさんに出会えたからこそ、今の自分があります。この場を借りて、感謝と尊敬の気持ちを伝えたいです。
最後になりましたが、教英には、自分を成長させることができる「環境」が揃っています。しかし、その環境で成長できるかどうかは、自分自身がどの様に過ごすかだと思います。この文を読んでくださったみなさんが、自分の行きたい道に進める様に願っています。ありがとうございました。(2023年3月執筆)