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先輩たちの声
教英を目指している高校生の皆さんへ

池田 泰士【令和3年度入学】

令和3年度入学

私が高3生の頃は、新型コロナウイルス感染症の流行により社会全体が混乱していた時期でした。当時の先生方自身も先が見えない不安の中だったとは思いますが、「生徒が通学できないなら教材をデジタル化して家庭学習を充実させてあげよう」、「ある程度の制限下でも体育祭や文化祭は実施してあげよう」など、「通常通りにできない理由」がたくさんある中でも、それを言い訳にせず、生徒のために「できる方法」を懸命になって考えてくれた先生方の姿に憧れ、教員になることを決めました。また当時の私は特定の教科に対するこだわりがそこまで強くなかったのですが、「クラスメイトとの交流の機会がたくさんあって楽しい授業をつくってみたい」と思い英語科を選び、「どうせ目指すならめちゃくちゃいい授業をしてみたい」と思い、教育で有名な広島大学の教英への進学を決めました。英語の成績がずば抜けて良い訳でもなく海外経験がある訳でもない私にとっては、なかなか思い切った決断だったと思います。

入学後の大学生活については、これまで多くの先輩方が綴られてきたように、英語コミュニケーションや英語学、英語教育学などといった内容の講義だけでなく、教英独自の行事などもあり、高校時代には味わえなかったたくさんの経験が出来ました。私が一番印象に残っているのは中高教育実習です。初めて「教わる側」から「教える側」として教壇に立てた喜びや、「先生緊張してますか?僕英語苦手なんですけど頑張るんで先生も頑張ってください!」と授業前に声を掛けてくれた生徒の顔が今でも忘れられません(高校生の時に思い描いた『めちゃくちゃいい授業』とはいきませんでしたが…)。また小学校英語の教科化に興味を持ち、3年次からは初等カリキュラムの講義も受講して4年次には再度小学校の教育実習に。また学業以外でも、小学校から始めた剣道を大学でも続け、4年次には体育会剣道部の主将を務めました。4年間を振り返ると、たくさんの経験ができる大学生活だからこそ、全てが周りと同じではなく、「自分はどうありたいか」を考えて行動できたことは、私にとってプラスだったように思っています。

卒業後は広島大学の大学院に進学し、英語教育についてさらに2年間勉強した後、地元で中学校の英語科教員になる予定です。英語の先生になることに対して何の自信もなかった高校時代からは想像できないほど充実した日々を過ごしています。このHPを読んでいる高校生の中にも、私のように自信が持てない方がいるかもしれません。ですが、教英には私のようなただの高校生を1人の英語教師の卵に成長させるためのカリキュラムや教授陣、そして仲間がそろっているように思います。ぜひ思い切って、自分を成長させてみませんか?皆さんのことを応援しています。(2025年2月執筆)