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先輩たちの声
「もっと学びたい」から

上村 純【平成25年度入学】

平成25年度入学

私は広島大学教育学部第三類英語文化系コースを卒業後、教育学研究科の博士課程前期へ進学しました。大学院へ進学することを決めた一番の理由は「もっと学びたい」からでした。学部生時代から、様々な専門分野を持つ教授陣の授業を受講する中でもっと知りたい・もっと学びたいという意欲が高まりました。また卒業論文執筆に向けたゼミ指導の中で研究の楽しさ・奥深さに魅了され、自分の興味のある分野についてさらに研究したいという思いも強まりました。
この広島大学大学院教育学研究科英語教育学専修では、もっと学びたいという私の思いを後押ししてくれる2つの大きな特色があると思います。1つめの特色は、英語教育を様々な観点から研究をされている先生方の充実ぶりです。その顔ぶれから授業では英語教育に関するより広い視野を得ることができます。単一の視点からではなく複眼的に英語教育を見直す機会があることで、これまでとは違った英語教育のとらえ方を学ぶこともできます。また週に一回行われる「特別研究」という授業では、指導教官の先生だけでなく他の先生方からも自分の研究に関してアドバイスやご指摘を頂くことができ、今まで自分だけでは気づくことのできなかった点を発見する機会もあります。2つめの特色は院生同士の縦と横のつながりが強いということです。院生になると、研究用として院生室に自分の机を用意して頂けます。院生室には自分以外にも先輩や同学年のメンバーなどが集い、各自の研究を進めたり、英語教育に関して議論を行っています。わからないことがあったら先輩に聞く、同学年のメンバーと授業で疑問に思った点を議論する、先輩や同学年のメンバーとお互いの研究分野や英語教育について議論を交わすなど、縦と横のつながりによって自分の思考を深めることも可能です。
私はこの教育学研究科で学ぶことによって、大学院へ進学することを決めた時の「もっと学びたい」という気持ちをずっと持ち続けることができています。さらに学びたいという意志があるならば、本コースは学ぶに適した環境を提供してくれると信じています。さらなる成長を目指して、残り短い大学院生活を過ごしていければと思います。(執筆2013年9月)