menu
准教授

西原 貴之
Takayuki NISHIHARA

鳥取県出身です。趣味は特にないのですが、硬式テニス部に高校から大学まで所属していました。最近はなかなか機会がないのですが、スキーや水泳も好きです。
研究テーマResearch Interests
(1) 日本人英語学習者による英語文学作品読解処理様式の研究、(2) 英語文学作品読解処理が英語習得へ与える効果の研究、(3) 英語文学作品の言語的特徴を組み込んだ文学教材開発の研究、(4) 英語文学教材の指導法の研究、(5) 英語文学教材を授業で使用した際のテスト法の研究、(6) 英語文学教材を活用した英文法指導法の研究
主に英語学(特に教育学的文体論)と文学理論(特に文学の経験的研究)の理論を英語教育学(応用言語学や第2言語習得論など)の知見とすり合せて、文学教材を用いた英語教育について研究をしています。

担当授業Current Teaching

学部
■ 英語教師のための音声学 ■ 英語学概説I ■英語学概説Ⅱ ■ 英語教育文法入門 ■ 英語教育文法 ■ 英語教育研究Ⅰ ■英語教育研究Ⅱ ■ 卒業論文

博士課程前期(修士課程)
■ 言語・コミュニケーション表現と学習材デザイン基礎研究(英語) ■ 英語教育学特別研究A

博士課程後期(博士課程)
■ 特別研究

研究上のモットーResearch Motto

日本における英語教育の問題を中心に据えた上で、英語学や文学理論の知見を活用する(これらの領域の英語教育への一方的な理論の押し付けにならないように)。

ゼミ指導上のポリシーThesis Supervision Policy

(1) 大量の文献を読み、それをもとに議論をする
(2) 自身が考えていることを論理的に表現できるようにする
(3) 英語の言語学的特徴を十分に理解した上で英語教育について考察する
(4) 英語教育や言葉について常識だと思っていることを敢えて疑って考える姿勢を忘れない
(5) 高尚な言語表現(文学作品、政治演説など)だけでなく、身のまわりのありふれた言語表現(歌詞、漫画、CMのキャッチフレーズ、流行語、方言など)も考察の対象とする
(6) 高度な英語力を身に付ける

指導テーマのキーワードKeywords of Supervision Interests

言語学的観点に立った英語教育研究

大学院進学希望者に求めたいことExpectations for Postgraduate Candidates

(1) しっかりとした英語力を身に付けておいてください。
(2) 言語学や英文法について基本的な知識を身に付けておいてください。
(3) 研究手法(統計学や質的調査法など)についても基本的な知識を身に付けておいてください。
(4) 学術的な本をたくさん読んでおいてください。

大学院進学希望者へのメッセージMessage for Postgraduate Candidates

私個人としては、文学作品を素材とした研究を行っていますが、言語学的な観点に立った英語教育研究であれば、広く受け入れます。英語はどのような言語なのかといった根本的な点から、英語教育について考えてみましょう。

推薦図書Recommended Books

Akmajian, A. et al. Linguistics: An Introduction to Language and Communication.The MIT Press.
Carter, R., & Nunan, D.(編)The Cambridge Guide to Teaching English toSpeakers of Other Languages. Cambridge University Press.
Gass, S. M. et al. Second Language Acquisition: An Introductory Course. Routledge.
Hall, G. Literature in Language Education. Palgrave Macmillan.
Selden, R. A Reader’s Guide to Contemporary Literary Theory. Longman.
荒木一雄(編)『英語学用語辞典』三省堂
安藤貞雄『現代英文法講義』開拓社
岡田伸夫他(編)『英語研究と英語教育:ことばの研究を教育に活かす』大修館書店
川口喬一・岡本靖正(編)『最新文学批評用語辞典』研究社
斎藤兆史『英語の作法』東京大学出版会
竹内理・水本篤(編)『外国語教育研究ハンドブック:研究手法のより良い理解のために』松柏社
竹林滋・斎藤弘子『英語音声学入門』大修館書店
田中茂範『わかるから使えるへ:表現英文法』コスモピア
萩野俊哉『英文法指導Q & A:こんなふうに教えてみよう』大修館書店

事前相談Contact Details

メールでご連絡ください。研究室に来ていただく場合は、必ず事前に連絡をお願いします。

MAIL:ntakayk[at]hiroshima-u.ac.jp ([at]の箇所を@にしてください)