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先輩たちの声
現職教員の大学院生活

M.W.【令和2年度入学】

令和2年度入学

私は昨年度、高校2年生の担任をしていましたが、今年度は大学院で勉強させてもらえるということで、受験に向けて頑張っている生徒に負けないように、日々の講義や課題に取り組んでいます。大学で勉強したのは何年も前でブランクやジェネレーションギャップを感じることも多いですが、毎日先生や他の学生さんにたくさんの刺激をもらいながら、「考えること」を楽しんでいます。

基本的に勤務校の勤務時間内は大学の院生室にいます。私の場合、朝8時25分から夕方16時55分までが勤務時間なので、授業がなければ17時過ぎには大学を出ています。普通に学校で勤務していたら学校を出るのが19時~20時だったので、昨年度までと比べると非常に早く帰れています。なので、身体的には楽ですが、頭は常に研究のことを考えているので疲労困憊です。学校でも考えることは盛りだくさんですが、ある程度の区切りを意識しながらなので、切り替えができていたように思います。今はゼミの発表に向けての区切りはありますが、研究という意味ではずっと続いていて、それがこんなに疲れるものなのか、と改めて感じています。

今年度から人間社会科学研究科が開設され、様々な分野の授業を受講できるようになりました。このことに戸惑っている学生や先生も多くいらっしゃると思いますが、この変化に一番恩恵を受けているのは現職教員なのではないかと思っています。教師になりたてのころは、専門教科の指導力向上がテーマで、一生懸命授業改善に取り組んでいましたが、経験と共に総合的な学習の時間の取組についてや、特別支援教育や教育相談などに関係する指導について、もっと勉強したいと思うようになりました。人間社会科学研究科でこれらの教育分野についての講義も受講できるようになり、これまでの経験を照らし合わせながら考えることができています。自分の英語教育についての研究と同時進行なので、負担はありますが、それ以上に今後の教育活動に生かせる授業を受けることができていることに喜びを感じています。来年度以降、大学院での学びを現場で実践していくのが非常に楽しみです。(執筆は2020年12月)