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教授

小野 章
Akira ONO

やられました。心理学で言うところの「単純接触効果」というやつに。
ずっとHTさんのことが好きでした。一生,そのつもりでした。
広島に戻ったのが1999年。それから10年,15年と,単純な接触を繰り返しているうちに自分の心が少しずつ変化していったようです。気付いた時には既に遅すぎました。もう自分に嘘をつくことは出来ません。この場をお借りして告白します。HCさん,私はあなたに「鯉」をしています。
研究テーマResearch Interests
英語教育内容学(英語文学領域)
英語文学を英語教育に活かせないものかと思案しております。具体的には,“Fair is foul, and foul is fair”のように,「ん?何それ??」と考えさせられるような英語を研究対象にしているつもりです。

担当授業Current Teaching

学部
■ 英語文学概説 ■ IS教科書基礎研究 ■ 英語教育と英語文学 ■ 英語テクスト分析 ■ 英語文化学研究 ■ 卒業論文

博士課程前期(修士課程)
■ 英語内容学特講III(言語表現論領域) ■ 英語内容学演習II(言語表現論領域) ■英語内容学研究III(言語表現論領域)

博士課程後期(博士課程)
■ 教科教育学講究(英語教育学領域) ■ 教科教育学特別研究(英語教育学領域)

研究上のモットーResearch Motto

研究上というよりは人生のモットーなのですが,「AかBのどちらを取るべきかを迷った時は両方取るべき」だと考えております。例えば,ビールにすべきか日本酒にすべきか迷った時,とりあえずは両方とも注文しておくべきかと。もっとも,“To be, or not to be”とくれば,両方を取ることも出来ないでしょうが・・・。研究も面白く,かつ為(ため)になるようなものにしたいです。例えば,上の表現(“Fair is foul, and foul is fair”)をめぐって,次のような活動を行い,その活動から得られる効果を探ることは面白く,かつ為になる研究になり得ると考えます。
活動1: 「正が悪で,悪が正」とはどういうことかを文脈全体から考えてみよう。
活動2: “Good is bad, and bad is good”との違いを,特に音の面から考えてみよう。
活動3:日本語に翻訳してみよう。また,自分の翻訳をプロの翻訳者の翻訳と比べてみよう。

ゼミ指導上のポリシーThesis Supervision Policy

ゼミ生の直感を大切にすること。その直感に説得力を持たせるためには根拠が必要だとゼミ生にわからせること。週に1回はゼミを開催し,ゼミ生の研究の進捗状況を確認すること。日本語であれ,英語であれ,言語を読み・書くことがいかに難しく,そして楽しいことかをゼミ生に身をもって体験させること。
いずれも卒業後にも役立つことだと考えています。

指導テーマのキーワードKeywords of Supervision Interests

英語教育,英語文学,読解,解釈,教材開発,発問開発,翻訳,朗読,楽しさ,気づき,言語意識。

大学院進学希望者に求めたいことExpectations for Postgraduate Candidates

英検1級程度の英語力。

大学院進学希望者へのメッセージMessage for Postgraduate Candidates

人の2倍勉強して,3倍遊びましょう。

推薦図書Recommended Books

推薦図書であると同時に,私の授業で触れる作品たちです。訳で良いので読んでおいてもらえると,授業がより面白くなるはず。
1.『嵐が丘』(エミリ・ブロンテ作)
原題Wuthering Heights。個人的に思い入れの強い作品です。というのも,故Dr. Jon Spence先生の元,私が卒論を書いた作品だから。「私はヒースクリフそのものなのよ」という泣かせるセリフを吐きながら,別の男と結婚するキャサリン。そのキャサリンに,彼女の死後までも復讐を誓うヒースクリフは,恐ろしくも悲しい。
2.『クリスマス・キャロル』(チャールズ・ディケンズ作)
原題A Christmas Carol。「今から数百年後にディケンズが世の中から顧みられなくなったとしても,この作品だけは残るだろう」とは,私の大学院生時代の恩師・植木研介広島大学名誉教授の弁。主人公Scroogeは,普通名詞で「けちん坊」という意味を持つくらいの有名人。ストーリー展開が単純なので,授業に取り入れやすいです。
3.『分別と多感』(ジェイン・オースティン作)
原題Sense and Sensibility。邦題を「ぶんべつ」と読まないように。それはゴミの分別です。こちらは「ふんべつ」。なぜか,『いつか晴れた日に』という邦題が使われることも。英語の散文の一番の書き手はオースティンだと私は思います。私の学部時代の恩師Spence先生が書いたオースティンの伝記Becoming Jane Austenは映画化もされています(映画の邦題:「ジェイン・オースティン 秘められた恋」)。
4.『日の名残り』(カズオ・イシグロ作)
原題The Remains of the Day。授業では短編“A Family Supper”を読み,『日の名残り』は読みません。が,両作品に共通のテーマはいくつもあります。記憶,夕暮れ時,一人称の語り手,親子関係等々。“A Family Supper”は私が大学院生の時,恩師の植木先生のゼミで初めて読みました。同作品では一見,これといったことは何も起きません。久しぶりに再会した親子3人が夕食を共にするだけです。しかし,語り手「私」の記憶をさかのぼると,とんでもない意味が隠されていることに気づかされます。
5.『ハムレット』『マクベス』『ロミオとジュリエット』(ウィリアム・シェイクスピア作)
原題Hamlet,Macbeth,Romeo and Juliet。個人的にもっとも好きなシェイクスピア作品は喜劇A Midsummer Night’s Dreamです。大学生時代には同作品の演出をしたこともあります。が,なにせ当時の私は若過ぎました。もっとシェイクスピア劇の上演を観て,それを参考に演出をすべきでした。授業では,Hamlet,Macbeth,Romeo and Julietのほんの一場面を扱います。いずれも劇なので,翻訳ならすぐに読めます(一日一冊?)。小田島雄志の訳がお勧め。

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